雲巌寺「能と楽の夕べ」開催

昨日11月3日 雲巌寺において「能と楽の夕べ」を開催いたしました。

コロナ禍の中ですが、検温・消毒等の対策をし、また広くは告知せず地元の方にお越しいただくように配慮して行いました。

毎年恒例となりましたこの行事。今回も盛りだくさんの古典芸能に親しむ機会となりました。来賓の文化庁の方が「この場所で聴くと音楽だけでなく言葉も‘振動‘として感じることができる」とおっしゃっておられましたが、雲巌寺の境内は何とも厳かなで特別な空間であることを実感しました。

暗くなりはじめ、いよいよ「能」というときに雨が降り始め一時中断してしまいましたが、その後急遽場所を方丈に移し、室内での鑑賞になりました。

観世流の4人の能楽師の方の謡はすばらしく、会場を移したことによって身近に舞と声を堪能できました。シテの装束付けも見せてくださり、「箙」の一部分を披露していただけて中身の濃い鑑賞会になりました。

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