紅茶の取り組み

栃木県大田原市須賀川地区では、
かつて「くろばね茶」として緑茶を生産販売していましたが、
高齢化や後継者不足等により、茶畑の荒廃が目立つ様になってきました。
耕作放棄地の有効利用と地域活性化を目的に煎茶用の生茶葉を使い
「紅茶」を作りました。

黒羽茶の誇りを取り戻す。

荒廃した茶畑の再生からはじまりました。当初は、茶刈機の使い方や施肥のタイミング等も技術的に確立していなかったこともあり、荒廃した茶畑を本来の姿に整備するには多くの時間がかかりました。時には、整備足りていない畑の葉は商品として褒められないできの紅茶も出来てしまいました。

そういった試行錯誤を経て、現在では、主に3月中旬から茶畑及び周辺の草刈り、整枝作業を行い、5月中旬に春摘み茶(一番茶)の収穫、6月上旬に整枝作業、7月中旬に草刈り、7月下旬に夏摘み茶(二番茶)の収穫、8月上旬に整枝作業、8月下旬に草刈り、9月上旬に秋摘み茶(三番茶)の収穫、11月に施肥管理を行っています。

この一連の活動をとおして、黒羽茶として繁栄した須賀川地区の誇りを取り戻したいと思っております。

二番茶の活用

「くろばね茶」は、もともと渋みが売りで、一般的には一番茶(新茶)が美味しいと好まれていました。渋みがある茶葉は、紅茶にすると旨味成分となることを教わり、二番茶、三番茶まで利用して紅茶をつくっています。

紅茶をつくることで、本来もっていた茶葉の能力を最大限に活かすことができるようになりました。

この他にも、研修会で以下のような活動を行ってまいりました。

  • 摘み茶葉のチェック、美味しい紅茶の入れ方レッスン
  • 紅茶のブレンド素材について
  • 茶畑の肥培及び圃場管理について
  • 紅茶のパッケージについて
  • 新商品「紅茶」誕生の物語性を考える
  • 機械を使った茶畑の剪定方法について
  • 荒茶から紅茶に選別する方法について
  • 茶摘み時期別のテイスティングとブレンド素材の吟味と生産スケジュールについて
  • 総括及び次年度への取組について
  • 機械による苅込の手入れ及び施肥管理について

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